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大会レポート

榛名湖畔で最後のPC競技に臨む TRIUMPH TR3

10 Nov. 2019

【Day2】立場や年齢を超えて、大人が夢中になれる場所

2日目となる10日も、爽やかな晴天に恵まれた朝を迎えた。前日に続きしっかりと暖機を行い、フロントガラスやボディの霜を落としながら、出発に備えるエントラントたち。

2日目は半日で約155kmのルートを走る行程。ホテルをスタートした一行は、一気に榛名湖を目指す。この日のPC競技は榛名湖畔のみで、8連続と9連続の設定で行われた。ここでの結果が最終的な成績に大きく影響するため、最後まで真剣な表情で競技に挑んだエントラントたち。最後の計測ラインを通過したあとは、みな晴れやかな表情を見せていた。

この日も、ホテルから榛名湖まで往復する道中では、色とりどりの紅葉に燃える山々の鮮やかさが、目を楽しませてくれた。凛とした空気の中、どこまでも澄んだ青い空と、どこまでも続く稜線を目で追いながら、ハンドルを握る。車とともにこの景色の一部となってドライブする楽しさは、エントラントにとって、日常では味わうことのできない貴重な経験だ。

正午過ぎには、ほとんどの車が無事ホテルに戻り、笑顔のゴールとなった。エントラントたちは疲れも見せず、充実した表情でこの2日間を振り返っていた。

ゴール後は美味しいランチをいただきながら、表彰式へ。今回は恒例のケーキカットは行わず、そのまま順位の発表となった。

第3位となったのは、No.48の中親子チーム。昨年の本大会では15位の成績だったが、大きく躍進し、今回見事3位を獲得した。第2位は、No.50の倉島夫妻チーム。こちらも昨年の19位から大きく順位を上げ、素晴らしい成績を収めた。そして今回の優勝者は、No.31の佐藤・高嶋チームという結果となった。昨年も3位という好成績ながら、未だ優勝を手にしていなかった若手実力派チームが掴んだ初優勝。2人をたたえる大きな拍手が会場を包み、終始和やかな雰囲気のなか、表彰式は終了した。

今回は、若さあふれる3チームが上位入賞となった。ベテランも若手も、運転を楽しみながら競技に勤しむその姿は、まるで子どものようでもあり、立場や年齢を超えて、大人が夢中になれる場所がそこにはある。穏やかな秋の日差しが降り注ぐなか、エントラントたちは同じ時間を共有し、同じ景色を楽しんだ。日常から離れたこのひとときを、来年もまたここで味わうべく、エントラントたちはそれぞれの家路についた。

(文&写真:岩本 美香)

  • 車たちの後ろには榛名山が見える

  • 榛名湖畔でのPC競技で計測ラインを目視する AUSTIN A35

  • 無事にゴールを迎えた MG-C

  • 初優勝となった佐藤・高嶋チームの挨拶に会場も湧いた

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