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大会レポート

オーベルジュ 音羽倶楽部で難易度の高いPC競技に挑む ALFA ROMEO Giulia GT Junior
09 Nov. 2019
【Day1】紅葉燃ゆ、晩秋の群馬路を巡る
記念すべき20回目の開催を迎えたコッパデッレ・アウトストリケ。今回は宿泊場所を軽井沢浅間プリンスホテルからプレジデントリゾート軽井沢へと移し、2日間で約427km走るコースを用意。62台の車がエントリーし、晩秋の群馬路を駆け抜ける。
1日目となる9日は、朝から快晴。氷点下にもなる寒さのなか、朝一番にホテルの敷地内で、5連続のPC競技(決められた区間を決められた秒数で走り、設定タイムとどれだけ誤差が少ないかを競う計測競技)に挑んだエントラントたち。最初の競技から難易度の高い設定に一喜一憂しながら、次の競技会場となる浅間酒造観光センターへ向かった。
浅間酒造観光センターに到着すると、ちょうど観光バスが停車するタイミングと重なり、偶然貴重な車たちを目にした観光客たちが、珍しそうにパシャパシャ写真を撮っていた。ここでも3連続のPC競技が用意されており、エントラントたちは集中力を切らすことなく競技に臨んだ。
浅間酒造観光センターを出たあとは、スタンプポイントの中之条山の上庭園を経由し、前橋のオーベルジュ 音羽倶楽部へ。ここでも8連続のPC競技が行われ、エントラントたちはブラインドかつ下り坂という難しいレイアウトに苦しめられた。競技のあとは美味しいランチをいただき、再び同じ設定とレイアウトで2回目のPC競技へ。1回目にうまくいったエントラントも、そうでないエントラントも、車の調子や気温、体調など、ほんの少しだけかもしれないが、1回目とは違う状況下で競技に挑む。その表情は真剣そのものだ。
音羽倶楽部を出ると、前橋から伊勢崎へ。この日2ヶ所目のスタンプポイントとなるスマーク伊勢崎では、たくさんの地元の方たちがエントラントたちを賑やかに迎えてくれた。
スマーク伊勢崎をあとにした一行は、次のスタンプポイントとなる高崎さやもーるへ。前橋、伊勢崎、高崎と群馬の市街地を抜け、ゴールとなるプレジデントリゾート軽井沢を目指す。
晴天の空の下、浅間山や草津白根山、榛名山、赤城山の美しい紅葉の風景を眺めながら、ワインディングロードを愛車とともに走る、至福の時間。何ものにも代え難い、贅沢な瞬間だ。競技ももちろん大事だが、純粋に景色を楽しみながら、運転を楽しむことができるというのも、このイベントの大きな魅力といえるだろう。
ホテルに戻ると、敷地内でこの日最後のPC競技が行われた。朝とほぼ同じレイアウトと設定だったが、日没後のため辺りは真っ暗。計測ラインはヘッドライトで照らさないとまったく見えない状態に。競技エリア内でミスコースをするエントラントも多いなか、しっかりタイミングを合わせてゴールラインを踏んでいくエントラントたちも。ここでの結果が、成績に大きく影響してくることは間違いない。
競技が終わる頃にはすっかり気温も下がり、寒さが身にしみてくる。部屋に戻って暖まったあとは、お楽しみのガラディナーへ。
ガラディナーでは、この日行われたPC競技の各計測区間で、1位の成績を収めた(設定タイムとの誤差が最も少ない)エントラントの表彰が毎年の恒例となっている。名前を呼ばれたエントラントは、嬉しそうに区間1位の盾を受け取りながらスピーチし、仲間たちからはあたたかい拍手が送られた。美味しいお酒と食事をいただきながら、エントラントたちは思い思いにこの日の夜を楽しんだ。
(文&写真:岩本 美香)
浅間酒造観光センターでPC競技に臨む ALFA ROMEO Giulietta Spider Veloce
スタンプポイントとなったスマーク伊勢崎でぐんまちゃんに迎えられる AUSTIN HEALEY 100 BN2
暗闇に包まれたプレジデントリゾート軽井沢でこの日最後のPC競技に挑む PORSCHE 356C
ガラディナーでは1日目の表彰が行われ、楽しい宴は遅くまで続いた