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大会レポート

アウトストリケ恒例の、1位から3位までの入賞者によるケーキカット

12 Nov. 2017

【Day2】自然の中で競技と向き合い、
地元とふれ合った2日間

朝から快晴となった2日目。一段と寒さが身にしみる中、エントラントたちは早朝から暖機を行い、フロントガラスの曇りを丁寧に拭きながら出発に備えた。半日の行程だが、3会場で合計9つの計測区間のPC競技が用意されていたため、1日目に成績が振るわなかったエントラントは逆転を狙い、また上位のエントラントは優勝を目指し順位が下がらないよう、真剣な勝負は続く。

この日最初のPC競技は、軽井沢 浅間プリンスホテルにて行われ、競技後はそのまま出発し、群馬サファリパークへ。サファリパークの駐車場で競技をこなすと、最後の目的地となる安中並木苑を目指す。

安中並木苑では、多くの人たちがエントラントの到着を待っていてくれた。駐車スペースでは、地元の学生たちから温かい食事が振る舞われ、冷えた身体に嬉しいおもてなしとなった。またここでは、地元群馬県出身のシンガーソングライター・Emiiさんによるミニライブが行われるなど、競技開始の時間まで、ギャラリーもエントラントもそれぞれの時間を大いに楽しんでいた。最後のPC競技はたくさんの人たちに見守られながら行われ、エントラントたちはゴールとなる軽井沢 浅間プリンスホテルへと向かった。

穏やかな日差しに包まれながら、正午過ぎにはほとんどの車がゴールし、健闘をたたえ合った。途中、残念ながらリタイアとなってしまった車も出たが、それでも別の車を急遽用意して走り続けたエントラントも何組かいたから驚きだ。

昼食後はいよいよ順位の発表へ。アウトストリケ恒例の、1位から3位までの入賞者によるケーキカットが行われると、会場のあちこちから歓声が上がり、和やかな表彰式となった。第3位は、春のグランプレミオで優勝、昨年の本大会で2位の成績を収めているNo.2の岡野兄弟チーム。1日目の成績発表では1位だったが、2つ順位を落とす結果となった。第2位は、躍進著しいNo.54の佐藤・高嶋チーム。国内のクラシックカーラリーで台頭してきた若さ溢れる2人が、ここでも好成績を収めた。そして優勝は、今回コ・ドライバーなしの1名で参加した、No.3の矢部氏が見事手にした。1人でルートブックを読みながらミスコースをしないように走り、競技中は1人でカウントをしながら計測ラインを踏むということをこなしての勝利に、感慨深い表情で「自信を取り戻せた」と語った優勝スピーチが、印象に残った。

紅葉に染まる自然の中で、真剣に競技と向き合い、走ることを楽しみ、地元の人たちとふれ合った2日間。1年に1度、ここでしか会わないエントラントもいるのだが、だからこそ、この場所で過ごす時間が心に残るものになるのだろう。エントラントたちは軽井沢を出ると、それぞれの日常に戻っていった。

Historic Car Japan 岩本 美香)

  • 軽井沢 浅間プリンスホテルでPC競技に臨む PORSCHE 356C Cabriolet

  • 競技を終えホテルを後にする AUSTIN MINI MOKE MkⅠ と MORRIS MINI MOKE MkⅠ

  • 安中並木苑でCDにサインする地元群馬県出身のシンガーソングライター・Emiiさん

  • 多くの人に見守られながら安中並木苑でのPC競技に挑む Motto MG Special

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