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大会レポート

1位から3位までの入賞者による恒例のケーキカット

06 Nov. 2016

【Day2】走る喜び、競技の楽しさを
改めて知る

半日の行程となった2日目。冷たい風が身体にこたえる朝となったが、天気はまずまず。しっかりと暖機を行い、浅間プリンスホテルで2日目最初のPC競技をこなした一行は、次のPC競技会場となる軽井沢72ゴルフコースの駐車場へ向かった。

半日の行程にも関わらず、2日目は3会場でのPC競技が予定されていたため、この日の結果次第では最終的な順位が大きく変わる可能性がある。そのため、エントラントたちはみな、1つ1つの競技を真剣に、そして慎重にこなしていた。

2つ目のPC会場となった安中並木苑では、多くのギャラリーが応援に駆けつけ、エントラントたちにエールを送っていた。ここでは、温かい飲み物が振る舞われ、冷えた身体に染み渡るおもてなしに、エントラントたちも笑顔で会場を後にした。安中並木苑を出ると、いよいよゴールとなる浅間プリンスホテルへ。

正午にはほとんどの車輌が浅間プリンスホテルに到着し、眩しい日差しの中、色鮮やかな木々に迎えられながらのゴールとなった。

昼食後に行われた表彰式では、2日間を振り返り、競技やコースについてみな充実した表情で思い思いに語り合っていた。順位発表前には、恒例となった1位から3位までのエントラントによるケーキカットが行われ、会場は大いに盛り上がった。第3位となったのは、今年の春のグランプレミオが初参加というNo.53の山藤・荒木チーム。若い2人が、2回目の出場にして3位入賞という見事な成績を残した。第2位は、昨年秋の本大会で優勝したNo.4の岡野兄弟チーム。春のグランプレミオに続き、残念ながら2位という結果となった。そして今回、久々のエントリーとなったNo.7の大矢夫妻チームが見事優勝を手にした。前日夜に行われた各PC競技の成績発表でも、何度も名前を呼ばれていたベテランチームが、終始安定した走りと強さを見せた。

昨年は2日目が雨に見舞われてしまったコッパデッレだが、今年は2日間とも天候に恵まれ、最後まで競技に集中し、美しい紅葉に彩られた景色を楽しみながら走ることができた。エントラントたちは軽井沢の空気のように清々しい表情で、来年の春にまた会う約束を交わし、それぞれの場所へ戻っていった。

(文&写真:岩本 美香)

  • 軽井沢72ゴルフコースの駐車場で行われたPC競技に臨む TRIUMPH TR4

  • 安中榛名駅前を通過する STANGUELLINI 1100S

  • 安中並木苑には、多くのギャラリーが応援に駆けつけてくれた

  • 無事ゴールする MG-TD を色鮮やかな木々が迎えてくれた

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